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寒い日にむちうちがつらくなる理由


寒い日にむちうちがつらくなる理由
— 冬は首・肩の痛みが強く出やすい季節 —

交通事故後のむちうちが、
冬になると痛みや重さが強くなる

患者さんからよく聞く話です。
先週は「気圧と痛みの関係」について解説しましたが、
今回は “冬の寒さそのもの” がむちうちにどう影響するのか をまとめます。

実は完全に解明されているわけではありません。
ただ、医学的に説明しやすい部分はいくつかあります。


目次

なんで痛みが出るんだろう??

その➀ 筋肉

寒さで筋肉が「縮む」と、むちうちが出やすくなる
寒い日は体を守ろうとして、筋肉が自然に縮みます。
これが首・肩の緊張を強め、むちうちの痛みが出やすくなります。

特に首は、

  • 小さな筋肉
  • 靭帯
  • 神経
    が密集しているため、寒さの影響を受けやすい場所です。

むちうち経験者は、この反応が“普通の人より強く出る”傾向があります。


その② 血圧

冬は血流が低下しやすい
気温が下がると血管が細くなり、血の巡りが落ちます。

血流が落ちると、

  • 痛みの神経が敏感になる
  • 古いケガの部分が反応しやすい
  • 重だるさが増す

といった症状が出やすくなります。

むちうち後の首は、とくに血行の影響を受けやすい場所です。


その③自律神経

寒さで自律神経が乱れやすい
冬は体温調節が必要になるため、
自律神経がフル稼働します。

自律神経が乱れると

  • 筋肉が硬くなる
  • だるい
  • 頭痛が出る
  • めまい

こうした症状が出ることがあり
むちうちの症状も悪化しやすくなります。

(完全に証明されているわけではありません)


寒さでのむちうちの対策!

悪天候で痛みが出た時の対処法
症状が出やすい日は、以下の対策が有効です。

  • マフラーで首を冷やさない
  • 湯船にしっかりつかる
  • 首をゆっくり回すだけにする
  • スマホを見る時間を少し減らす
  • 痛みが強い日は無理にストレッチしない

首周りを温めるだけでも、
痛みの軽減につながることがあります。


メンテナンス

寒さで悪化を繰り返すなら、一度状態を確認
むちうちの痛みは、
「寒くなるたびに出る」
「天気で繰り返す」
というサイクルが起こりやすいです。

ここには“首の深い部分の硬さ”が関わることがあります。

早い段階で状態を確認することで、
悪化を防ぐことができます。

交通事故で通院中の方は冬の寒さがで痛みが出ないように、しっかりリハビリ。
始めのリハビリで一生が決まると言って良いほどリハビリが大切になります。

もし、リハビリで病院にリハビリしに行く時間がない。などお困りでしたら、お気軽にご連絡下さい。


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